バターコーヒーって聞いたことがあるけれど、どんなコーヒーなの?作り方は?そして、続けられるの?
そんな疑問に、バターコーヒー歴5年の私がおこたえします!
バターコーヒーって何?
2014年に出版され、全米でベストセラーになった書籍「完全無欠ダイエット(BULLETPROOF DIET)」で紹介された完全無欠コーヒー(バターコーヒー)。著者はシリコンバレーでIT起業家として活躍する「デイヴ・アスプリー」氏。書籍は、日本でも「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」として出版されています。
私も書店でこの著書を見つけて読むまでは、バターコーヒーなんて全く知りませんでした。
バターコーヒーは、完全無欠ダイエットの柱として、紹介されていました。
このバターコーヒー、毎朝、朝食がわりに飲むスタイルが私にはあっていたようで、5年間継続しています。
私はオフィスワーカーなので、パワーのいる作業をされる場合は、私の取り組み方ではパワーが足りないかも?しれませんので、ご注意ください。
この記事では、バターコーヒーの作り方と、ゆるーく続けられる方法をお伝えします。
なお、一点注意です。著者の公式HPを確認すると、次の記載がありました。簡単にお伝えすると、「同サイトで伝えられている内容は、米国食品医薬品局によって評価されていません。また、そこで紹介されている製品は、病気の診断、治療、予防を目的としたものではありません。」とのことですので、ご留意ください。
それでは、著書でも紹介されている完全無欠コーヒーのレシピです。
分量は、一度に作る量の目安で、一人前ではありません。
各材料の比率はそのままで、1/2、1/4の分量で試してください。
- アップグレード・コーヒー豆で淹れた熱々のコーヒー・・・ 2杯
- グラスフェッド(牧草飼育)の無塩バター・・・・・・・・ 大さじ2杯まで(空腹感により調整)
- ブレイン・オクタン・オイル(C8・MCTオイル)・・・ 大さじ2杯まで
上記をそろえて、ブレンダー又はハンドミキサーで混ぜれば完成です。コーヒーにバターとオイルをしっかり混ぜ合わせることで、脂肪をエネルギーに変換しやすくなりますので、機械を使って混ぜ合わせましょう!
ただし、混ぜるときは、コーヒーが溢れでないように注意してください!
また、実際に私が作っているレシピは以下のとおりです。アレンジした分量や、食材の選び方などご参考ください。
- 私のアレンジレシピ
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- 好きなコーヒー ・・・・・・・・1杯
- グラスフェッドの無塩バター ・・5g
- MCTオイル ・・・・・・・・・・5g
- アレンジの特徴や食材の選び方
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【コーヒー】
著書では、カビ毒のないコーヒー豆が推奨されていますが、これを見つけるのがなかなか難しいです。
このため、国内で入手できる品質の良さそうなスペシャルティコーヒーや、ハンドピックされているコーヒーショップのものなどを選んでいます。
そうは言っても、徹底すると、コーヒーを選ぶ楽しさが半減したり、コスト的にも長続きしなくなってしまうので、気になるコーヒーがあれば、それを使うようにしています。
また、著者の住むアメリカよりも、日本のほうが、食品に対するカビ毒の基準が厳しいそうなので、ネット上では、コーヒーのカビ毒はあまり気にしすぎなくても良いのではないかとの意見もあります。
【MCTオイル】
MCTオイルは、ネット上に多くの種類が販売されているため、選択が難しいのですが、カプリル酸(C8)の含有割合が50%以上・ココナッツ由来のMCTオイルを選ぶようにしています。
Bulletproofの ブレインオクタンオイル(C8・MCTオイル)は、中鎖脂肪酸の中でも、カプリル酸(C8)が100%のオイルですが、少しコストが高いため、上記のようなMCTオイルを選択しています。
仙台勝山館さんで、MCTオイルC8-MAXが販売されているのを見つけたので、そちらを利用すると良いかもしれません(2021年9月現在)。
【グラスフェッドの無塩バター・MCTオイル】
グラスフェッドの無塩バター・MCTオイル、1回のコーヒーで、10gずつでも良いようですが、私の場合、半分量にしています。
MCTオイルを摂りすぎると、お腹がゆるくなることがありますが、この量だとお腹も調子が良く、昼までエネルギーが持ちます。
バターも、10gを入れると、バター感が強いため、半分量にしています。
バターコーヒーの続け方
バターコーヒーを続けるためのハードルには、以下のものがあります。
- <続けるためのハードル>
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- 材料を準備するのが大変。。。
- 作るのに時間がない。。。
- 味が苦手。。。
- 飽きてしまった。。。
- 効果が感じられない。。。
これらをクリアしていけば、継続できる可能性がアップします。そのクリアのヒントをお伝えします。
- <対策1 購入しやすいもので準備>
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コーヒーは、よく飲むもの、好きなものを使う。
私個人の印象では、コーヒーにより味覚的な影響の違いはありますが、コーヒーの効果としての違いは、体感レベルではあまり感じられませんでした。
私が鈍感なだけかもしれませんが、カビなしのコーヒーを選ぶハードルが高いようであれば、普段使っているものでも良いと思います。
ネット上でも、カビなしを謳っているコーヒーを見かけるようになりましたので、ページ下部でご紹介しておきますね。
グラスフェッドの無塩バターが入手しづらければ、MCTオイルとココナッツミルクで代用する。
グラスフェッドの無塩バターは、入手・保管するのがけっこう難しいです。ネット上でも購入可能ですが、コストが安いものは、サイズが大きく保管が大変です。バターの入手が困難であれば、コーヒー1杯につき、ココナッツミルク大さじ4杯と、MCTオイル大さじ1-2杯で代用できます。
<補足>
成城石井や業務スーパーで、グラスフェッドバターの購入が可能です。
ネット通販より送料分が安くなるので、お近くにこれらのお店がある場合、是非利用してみてください。
店舗や時期によっては扱いがない可能性もありますので、ご容赦ください。
- <対策2 コーヒーをドリップする手間を短縮>
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クレバーコーヒードリッパーを使用する。
朝の貴重な時間に、コーヒーをドリップするのも時間がもったいないことがあります。コーヒーのオイルを有効に摂取できるように、金属フィルターなどでドリップすることが推奨されていますが、このドリップの手間を省くために、私は、クレバーコーヒードリッパーを使用しています。これを使えば、粉をセットしてお湯を注いで、自分の好みの時間を待っていれば、コーヒーができあがります。ドリッパーを洗うのも手間がかからないので、とても便利です。
- <対策3 味が苦手>
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ココナッツミルクで代用するかバターを抜いてみる。
人によっては、コーヒーに入るバターの味が苦手という方がいます。上述したココナッツミルクとMCTオイルでの代用により、これを解決できます。さらに、手間を省きたいとき、私はバターを抜いて、コーヒーにMCTオイルを加えて混ぜるだけにしてしまうこともあります。これでも、昼間でエネルギーが保てるので、一定の効果があると考えています。
- <対策4 たまには>
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普通の朝食を食べてブレイクしてみる
毎日、バターコーヒーを飲んでいると、時々、普通の朝食を食べたくなることもあります。私もたまには、朝食を食べることがあります。ホテルにとまった際の朝食バイキングも食べます。たまに息抜きすることも、長く続けていくコツだと思います。
- <対策5 効果が感じられないときは>
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やめることを検討する?著書を読んでみる?
著者は、新しいダイエットに慣れて、大きく異なる食事をとることに体が適応し、なじんでいくには、だいたい2週間かかるとしています。
2週間継続しても効果が見られないときは、身体に合ってないため、やめることを検討したほうが良いかもしれません。
ただし、著者はバターコーヒーを、完全無欠ダイエットの柱の一つに据えていますが、これだけでこのダイエットが完成するとしているわけではありません。著書に記載されている、その他の食事の注意事項などを守っていくことで、効果があらわれる可能性があるので、著書を読んで可能なものを実践してみると良いかもしれません。
ちなみに、私の場合は、朝食をバターコーヒーに代用するだけで、2週間以内で、減量などの効果がありましたので、すぐに効果がでないようであれば、楽しくないので、無理して継続しなくても良いと思います。
著書には数多くの食事の注意事項が記載されているので、全ての実践は難しく、少しずつ取り入れていくことが現実的だと思います。
以上、いかがでしたか?ご興味のある方は、是非、バターコーヒーにチャレンジしてみてください!
迷ったらコレ
<MCTオイル>
※473ml。Bulletproof ブレインオクタンオイル。 ココナッツ由来・カプリル酸100%です。 |
※250g。ココナッツ由来・カプリル酸98%以上です。 |
※170ml。最初の一本にお手頃。ココナッツ由来・カプリル酸99%でオススメです。 |
<グラスフェッドバター>
※コストは安いのですが、1kgサイズのため、冷凍庫で保管するスペースが必要かも。 |
<コーヒー>
<ドリッパー>